こんにちは 管理人の石川です(プロフィール)。
この記事では私が実践していたおすすめの独学勉強法を紹介しています。
勉強期間(期間)の目安
人によって能力は異なるので一概にはいえませんが、ITパスポート勉強期間の目安は以下の通り。
IT関連の職種に就かれている社会人の方で0.5~1ヶ月程度、非IT系職種の社会人で1~2ヶ月程度、そして学生(大学・専門学校)さんで3~4ヶ月程度がおおよその目安になるかと思います。
以下は、実際にわたしが行った学習スケジュールです。
ITパスポートは学生と社会人とで、合格率の差が顕著に現れる試験のひとつです。
パソコンやネットに関する知識だけであれば、学生と社会人にほとんど差はないと思いますが、ITパスポートで問われる問題の大部分は、プロジェクトマネジメントや経営戦略、マーケティング、財務、法務など。
学生にとっては縁遠い知識や言葉ばかりです。
余裕をもった学習スケジュールを組むように心がけましょう。
IPAが公表している試験の過去問題や 当サイトのオリジナル問題と解説などに目を通して、どういった内容が問われているかを把握しておきましょう。
試験勉強は「4ステップ」で展開しよう
具体的な勉強の方法に関しては、以下の4ステップで学習をすすめましょう。
- 優れた「問題集・参考書」を選ぶ
- 参考書を読んで基礎的な概念を把握する
- 問題集で出題パターンを把握する
- 擬似CBTツールで実践的出題に対応する
以下で詳しく解説していきます。
【Step.1】「問題集・参考書」を選ぶ
独学受験の基本は「参考書 + 問題集」のセット学習。
この2冊を併用する勉強方法が、最も効率的で リーズナブルな手段だと思います。
「参考書」を教科書にして試験範囲と基礎知識を確認し、「問題集」で実践的な出題に慣れていきましょう。
ITパスポートの過去問(の一部)はネットで公開されているため、自分で出題傾向などを分析することも可能です。
しかし、出題範囲が広く多岐にわたっているため、時間節約のためにも、頻出問題を効率的にまとめた問題集・参考書は絶対に手に入れておきたいところです。
関連記事管理人おすすめの問題集・参考書は↓こちらの記事で紹介しています
【Step.2】「参考書」で基礎的な概念を把握する
テキストを購入したら、まずは「参考書」を1回 最後までざっと読んでみます。
はっきりいってこの段階では、なにが書いてあるのかチンプン・カンプン。「なんて試験を受けることになったんだ…」と不安になってもこらえましょう。
1度目はザッと目を通す程度で大丈夫!
読むのではなく「眺める」といった感じです。
具体的に、本の内容を理解するというよりも どこに何が書いてあるか構成を把握することが大事です。
内容を理解しようとすると、最後までたどり着けないので とにかく最後まで目を通すことに集中します。
2回目は精読する
1回 最後まで眺め終わったら 今度は頭から学習していきます。
ポイントは、出てくる各単語などを暗記しようと考えるのではなく 内容の文脈を理解することに重点を置くこと。
出てくる単語などは、学習した次の日に忘れてしまっても構いません。
【Step.3】「問題集」で出題パターンを把握する
ある程度、参考書の内容が理解できるようになってきたら問題集に移行します。
ITパスポートは暗記系の学習が中心になるため、「深く短い」学習を行うよりは「浅く長い」学習が効果的です。
1日の勉強時間は短くて構わないので 長期間に渡って継続して学習を行いましょう。
1日15~30分程度でもいいので 継続性のある学習計画を立てることが大事です。
出題文のクセに慣れよう
ITパスポートの出題文にはちょっとしたクセがあります。そのクセを取得することこそが問題集を利用することの意味です。
くれぐれも問題と答えをセットで丸暗記したりしないでください。
試験に不合格を繰り返す人たちの多くは、問題集を丸暗記することに労力を割いてしまった人たちです(関連記事:不合格を繰り返す人の特徴)。
【Step.4】擬似CBTツールで実践的出題に対応する
メンタル面の弱い私の場合、「CBT」というなじみの無い試験方式に対して やや身構える部分がありました。
そこで、受験当日に迷ったりしないように とIPA配布の疑似体験ツールをダウンロードしてやってみました。
疑似体験ツールでは過去問が表示されますが 答え合わせはできないので学習自体には効果はありません
まとめ
というわけで、おすすめのITパスポート学習方法の紹介でした。