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ITパスポートの難易度:合格率は社会人と学生の間で大きな差がある

こんにちは 管理人の石川です(プロフィール)。

これからITパスポートの勉強を始める方にとって、気になるのは次のような点だと思います。

  • そもそも「ITパスポート試験」ってどのくらいのレベルの試験なの?
  • 文系だと合格は難しいのかな?

この記事では、ITパスポートの合格率データを基に、試験の難易度に関してまとめています。

「エントリーレベル」だが 油断は禁物!

ITパスポートは 全部で4段階ある情報処理技術者試験の「初級編(エントリーレベル)」という位置づけの試験です。

ですから 難易度自体はそれほど高いわけではなく、国家試験としては易しい部類に入るかと思います。

しかし、合格率は平均すると「50% 前後」になっており、2人にひとりは不合格になっているというのが実情です。

受験者全体の合格率は「50%」前後

独立行政法人情報処理推進機構(IPA)では、ITパスポートがスタートして以降、毎月の受験者数や合格率などの統計情報を公開しています
 
この統計情報をもとに 各年度の合格率を表にしたのが↓こちらです(%)。

ITパスポート:合格率の表

近年 上昇傾向にあるとはいえ、全体の合格率は「40%後半~50%前半」で推移しているのが分かります。

学生の合格率は「30%後半」!

ただし、ITパスポートの場合、受験者の属性(社会人・学生)で合格率が大きく異なるので注意が必要です。

下図は「2019年度」のITパスポート年間の受験者数と合格者数を グラフにしたものです(※データは独立行政法人情報処理推進機構(IPA)発表のものを参照)。

グラフ:2019年度の受験者数と合格者数

合格人数ベースで考えると、学生の合格者数が一気に減少していることが分かるかと思います。

属性別の合格率の推移

属性別の合格率の推移をみてみると、この10年間で社会人の合格率が「60%前後」なのに対して、学生の合格率は「30%後半」となっており、およそ20ポイントもの開きがあります。

これは、ITパスポートの試験範囲が「経営戦略、マーケティング、財務、法務」など、学生にとって馴染みのない項目であることが最大の要因。

学生の方は、余裕をもった学習スケジュールを組むようにしましょう。

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まとめ:難易度は低いが誰でも合格できるわけではない

というわけで ITパスポートの難易度についてまとめてみました。

学生の方や、就職して間もない方などは「簡単な試験だ」などと舐めてかからずに、まずはきちんとした学習計画を立てるようにしてください。

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